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春キャベツ(新キャベツ・早生キャベツ)

春キャベツ

一年中出回っていますが、季節によって品種が違います。春の新キャベツは緑色が浅く、葉肉も薄く、やわらか、生食用としては一番。
3月~5月(初春~初夏)

選び方

・葉の巻きがゆるやかで、みずみずしいもの。
・芯の切り口が割れるなど、劣化していないもの。
・芯が高めのもの。でも3分の2ぐらいの高さまで。高すぎると、苦味が出ます。
・半分にカットされているものは、断面が盛り上がっていないもの。
・外葉にツヤがあり、黄ばみがないもの。

栄養

春キャベツには、ビタミンC、U(キャベジン)が豊富に含まれており、カリウム、カルシウム、食物繊維の栄養素も含まれて降ります。ビタミンU(キャべジン)は、胃腸の調子を整え、肝臓の解毒作用を助けます。ビタミンCは、免疫力を高め、風邪を予防します。また、メラニンの生成を抑えてシミ、ソバカスを防ぎ、皮膚にツヤがない時などに効果的です。ビタミンC、Uは加熱するとこわれるので、生食が一番効果的です。

保存方法

ラップしてある場合は、ラップを一度はがし、蒸気を逃がし、再びラップをして冷蔵庫へ。キャベツは芯の部分から傷んでくるので、くりぬいて、ぬらしたキッチンペーパーを詰めておくと、長持ちします。
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