旬の食材 - 季節の美味しさを愉しむ

ねぎ

ねぎ

11月~12月(晩秋~冬)が旬になります。
白い部分を食べる根深ねぎと、細くて白い部分の少ない葉ねぎに大きく分けられます。一年中出回っていますが、旬は冬。わけぎは春が旬。

選び方

・長ねぎは白い部分がはっきりと白く、緑の部分との境がくっきりと分かれているものが良質。さわると、弾力があり、巻きがしっかりしまっているもの。
・葉ねぎは、葉がピンとはっており、根に白さがあり、みずみずしいもの。

栄養

ねぎにはビタミンA、C、カルシウム、βカロチンなどが含まれています。もちろん、葉ねぎと白ねぎでは栄養の含有量が違い、緑色の葉ねぎの方が太陽にあたって育った分、栄養豊富なようです。また、タマネギにも含まれている「においの素アリシン」が含まれています。アリシンはビタミンB1の吸収を助けてくれるので、ビタミンB1を多く含む食品と合わせると効果大。アリシンは、時間がたつと減ってしまうので、食べる直前に調理する方が栄養を無駄なく摂れます。ちなみに、アリシンはにおいの強い白ねぎの方に多く含まれています。また、アリシンには血行をよくし、疲労物質である乳酸を分解する作用があるので、肩こりや疲労回復にも効きます。

保存方法

・新聞紙に包んで、冷蔵庫の野菜室や涼しいところで保存。
・使いかけのものはラップに包んで冷蔵庫に保存。
・刻んだねぎやしらがねぎは水にさらしたあと、水けをしぼり、香りがうつらないように密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存。3~4日もちます。
・香りが多少落ちますが、刻んだねぎを冷凍保存することもできます。
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