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さつまいも

さつまいも

形や太さが違う多くの種類があります。
紅アズマ、ナルト金時、紫芋、紅オトメ、安納芋、紅寿…。
新もの→秋/9月~11月
貯蔵もの→冬/1月~3月
早掘りもの→初夏~夏/5月~8月

選び方

・皮の色ツヤがよく、表皮に凹凸がない。
・ひげ根のあとが小さいもの。ひげが堅くないものがよい。
・表皮の一部が黒く変色しているものは、古く、味も苦いし、有害でもある。
・あまりに細いものは食味が悪い。
・新物は紅色鮮やかな物。

栄養

さつまいもは、食物繊維をはじめ、ビタミンC、ビタミンB群が豊富な野菜です。特に食物繊維は、いも類の中では一番多く、便秘の改善や予防に効果的な栄養成分です。便秘が改善されると、ニキビや吹き出ものが少なくなります。また、ビタミンCの働きで、肌のメラニン色素が減り、肌のハリも良くなると同時に、老化やガンの予防効果も期待できます。さつまいもを切ると、切り口から白い液体が出てきますが、これは「ヤラピン」という栄養成分で、腸の働きを整える整腸効果があります。つまり、さつまいもは、食物繊維とヤラピンの2つによって、便秘改善に大きな効果があるわけです。その他、さつまいもには、ビタミン以外にカルシウムやカリウムなどの栄養も、多いというメリットもあります。

保存方法

・寒さに弱いので、新聞紙に包んで、常温で保存。
・水気と乾燥に注意して2週間位が目安。
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