旬の食材 - 季節の美味しさを愉しむ

じゃがいも

じゃがいも

9月~2月(秋~初春)が旬です。
今では、温暖な沖縄・鹿児島において、2月より新物のじゃがいもが出荷されております。保存がきく常備野菜。男爵、メークインが代表的で、メークインは煮物向き。男爵はホクホクしているので、粉ふきいもやフライドポテトに向いています。最近は沢山の品種が出回るようになりました。

選び方

・表皮にツヤとハリがあり、皮が薄く、形がふっくらとしているもの。
・皮にシワやキズがないもの。
・デコボコしているものは避ける。
・芽が出ていないもの。

栄養

じゃがいもに豊富に含まれている糖質(デンプン)は、炭水化物のうち消化されてエネルギーになる栄養素のことです。ちなみに、消化されない成分は、繊維と呼ばれます。糖質は体内で約半分がエネルギー源として活用され、残りがグリコーゲン(必要に応じてエネルギーに)や体脂肪として蓄えられます。炭水化物は体内で合成できないので、日々の食事できちんととる必要があります。

保存方法

・風邪通しのよい冷暗所で保存。冷蔵庫には入れず、常温で保存。
・日に当てると芽に含まれる毒素(ソラニン)が生成されるので、暗くしておきます。
・りんごと一緒にポリ袋に入れると、りんごから出る成分が芽の成長を抑え、芽が出にくくなります。
・じゃがいもは冷凍すると、解凍する時にくずれてしまうので、茹でてつぶすか、揚げてから冷凍します。
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